バラ庭師。冬のワン・ポイントアドバイス③19 Feb. 2016
”バラの庭ローズジャルダン” へ、ようこそ。
ぽかぽかと暖かな金曜日。
うれしいですけど、ちょっと暖かすぎますかしら。
まだ、2月半ば過ぎ・・
バラも植物たちも、戸惑っているかもですね。
バラの剪定は、お済みですか?
今日は、つるバラの誘引について、少しお話しいたします。
つるバラは、剪定と誘引、ふたつの作業をおこないます。
さて、枝はどのような状態でいるでしょう?
さてさて、その枝とは・・
ベーサルシュート 昨年、株元から伸びてきた新しい枝を言いますね。
サイドシュート 昨年咲いた枝、もしくは古枝の途中から昨年伸びてきた
新しい枝を言います。
どちらも、この春に花を咲かせる大事な枝となります。
また、古い枝も、ベーサル・サイドシュートだけでは寂しかったら使ってくださいね。
フェンス・アーチ・オベリスクなど、咲かせたい場所に枝配りをしてみましょう。
その結果で、枝が多いようでしたら、古い順に処分していきましょう。
参考までに、フェンスでしたら、枝と枝の間隔は、
20~30センチは離したほうがいいようです。
もったいないからと、古い枝をいつまでも剪定せずにいますと、仕上がりが綺麗に
いきませんし、込み合って、小さい花ばかりになってしまいがちです。
多いな、と思ったら、思い切って処分する勇気も必要ですね。
空間にバラで素敵な絵を描くように・・
誘引は、そんな楽しい仕事です。