* バラの診察室 バラカルテ公開 10 *15 Aug. 2012
ガーデンのお世話 (バラの往診と言っています。)をさせていただいている、
清里の板さんのお宅で、今日は、バラの夏のお手入れの日です。
7月に紹介しました、みごとに咲いてくれたバラたち。
花後の花がら剪定をしたあと、勢いついて新しい枝(シュート)がぐんぐんと
伸びて・・・。
これが、7月の満開のアーチのようす。
そして・・・8月半ば・・・
お手入れのし甲斐がありますね!
昨年の初冬に施した肥料が効いている実感が大いにありますね!
バラ庭師としましては、うれしい悲鳴です!!
お手入れ後のアーチと板さんです。
来年用の大事なシュートはしっかりと確保して、病気を防ぐために風通しを
良くします。 二番花が付いてきたので、その枝は残して咲かせます。
次は、アプローチのアーチです。
4本のピエール・ドゥ・ロンサールと、カクテル。春に植えた大苗が、よく育って
3メートルにもシュートが伸びて・・・すばらしい成長ぶりです!
強風などで折れてしまわないよう、大事に誘引しておきます。
あれあれっ、ふと見ると、板さんのご主人が待ちきれず作業開始!
アプローチの小さいアーチを大移動!
昨年、弱っていたバラが、ご主人の頭よりものびてくれたのがうれしくて、
支えを作ってあげたんです。やさしいご主人。バラたちも奥様もしあわせですね。
今日(8/15)の清里は、まことに涼しく仕事がはかどります。
40本のバラたちの診察と手当てを無事済ませました。
その間、ここは、萌木の村の近くのため、観光客の方が通られお庭の様子を
ながめていかれました。
バラがよく今もさいていますね。
声をかけられバラ庭師、うれしいかぎりです!