バラの往診に伺いました。(一株の鉢バラとの出逢い)25 Nov. 2014
バラの往診に伺いました。
ー 南アルプス市 T 様邸にて ー
「バラの花が咲かないんですが・・
元気もないようです。みていただけますか?」
伺いましたら、そのバラは、居間におりました。
春に苗でいただいて、鉢に植えて以来、おうちの中で育てられておりました。
お水はしっかりとやれていたようす。
樹は青々とよく育っておりました。
” バラさん、お日さまが恋しいようです。
バラは、外で太陽の光をいっぱい浴びたがっていますね。
外で育ててあげましょう。
過保護はいけませんね。
でも、今は、寒くなるばかりの季節です。
急に外に出しっぱなしでは、バラもびっくりして、枯れ込むかもしれません。
日中は外に出してお日さまにあててあげましょう。
夕方に、家のなか、玄関先などの暖房のないところに置いておきましょう。
春になるまえ・・三月に入ったら、軽い剪定をして、4月以降は、いよいよ
ずっと外で大丈夫。
太陽の下で、のびのびと育てましょう!
そうそう、栄養、ご飯もあげなくてはね。
冬はバラは休眠しますので、基本的に肥料分は必要ありません。
が、休眠前のいま、体力を蓄えてほしいですから、
12月いっぱいまでを目度に、
土の表面が乾いたら、液体肥料を与えてください。
だいじょうぶ!
来年の春には、きれいな花を咲かせてくれます。きっと。 ***”
「バラも人間とおんなじなんですね。
可愛がりすぎましたね。
明日から、すこし遠くから、見守りたいと思います。」
” また、ときどきようすをみに伺いますね。
今日は、この子に会わせてくださって、ありがとうございました。”
バラに寄り添って・・
お客さまと寄り添って・・。
来春満開のバラたちに会いたくて・・・