バラの剪定は、なぜやめられないか?27 Apr. 2017
” バラの庭ローズジャルダン ” へ、ようこそ。
バラの剪定? 冬の本剪定?? まだやっているの~???
ほんとうですよね~
関東近辺では、もうバラの新芽どころか、つぼみもあがってきている品種もあると思います。
山梨県北杜市は、四方を山々に囲まれ、四季折々の景色もよろしく、まことに良いところであります。
が・・・
冬は非常に寒い地域でして、よく知られております清里などは、標高1200余りでとても寒いんです。
ですから、バラの剪定は、毎年4月に行っています。
そして、今日も・・。
清里 伊予ロッチ” さんです。
清里の自然を満喫された観光客さまや、学生さんの合宿など、アットホームな宿泊施設です。
こちらの大浴場を隠す、大きな板塀が作られましたが、ここにつるバラを植えたいご依頼をいただき、
三年前に植付けをさせていただきました。
以来、定期的にバラのお世話に伺っております。
三年目の今年は、昨年伸びた枝が素晴らしく、誘引のし甲斐がありました~
きっと素敵な景色を作ってくれると思います。
7月の満開が楽しみでなりません 。
訪れましたお客さまたちを、うんと楽しませてくれることでしょう***
そしてー
バラの剪定は、1月から4月まで行います。
ある日、往診先でお客さまに言われました。
毎日剪定ばかりしていて、よく飽きないね~
バラ庭師は微笑みました 笑
飽きるどころではありません。 三度のご飯食べるより、一日中剪定していたいな~ってね。
わたしが仕立てたように、ちゃんと咲いてくれるんですもの。
ここを切ってね。って、バラが言っている声が聞こえるんですよ。
そして、お客さまにも喜んでいただけて。
こんな素敵なことはないと思っているんですよ***
春の満開は、それはもう至福のひとときですね~
バラ庭師にとりましては、咲いたらそれは安堵の時。
そ~っと見守る母親のように思います。
こんな素敵な仕事をさせていただけて幸せ者ですから・・
辞めるわけないですよね 笑
バラと バラを愛するすべてのひとと ずっと。