バラとぶどうの、素敵なカ・ン・ケ・イ!17 Jan. 2014
山梨県、フルーツ大国!
なかでも、特にぶどうは欠かせません。
秋のシーズンになりますと、数々の種類の美味しいぶどうたちが、登場します。
でも・・
ぶどう農家さん、きっと、ずいぶんとご苦労されて、作られているんだと思います。
穂坂のぶどう畑です。
広大な面積の畑ですが、その畑のところどころに、バラが植えてあるのをよく
みかけていました。
ここでは、モッコウバラが、大きくなって風に揺らいでおりました。
他のぶどう畑でも、畑のはじっこにバラがあって、きれいな花が咲いているのを
よくみかけていました。が、特になんの疑問もなしに、
あ~、こちらのご主人か奥さまが、バラが好きで植えたんだろうな~。
くらいに、普通に思っていました。
ぶどう生産者さんと、お話しができたその日までは・・!
いいお話しを聞かせてくださいました。
「バラと、ぶどうはお友達なんだよ。
お友達どおし、助け合って生きているんだよ!」
なんでも、バラは、むかしから ” うどん粉病 ” に、かかり易い植物ということで、
病気が発生するサインとして、ぶどう畑の隅に、バラを植えて置くように
なったんだそうです。
つまり、バラが、うどん粉病になりだしたら、ぶどうもうどん粉病になる前触れ
として、病気にならないための対策を打ったり、消毒をするサインにしていた
のだそうです。
バラと、ぶどうが互いに支えあっていたなんて!
バラを仕事としている身としまして、かなり、感動してしまいました・・!!
それからは、ぶどう畑のそばを通る時には、いつもバラが植えてないかな?って、
気にして見て通るようになりました。
けっこう、植えてあるのをみかけます。
みなさんも、もし、ぶどう畑でバラを見かけたら、気にして見てみてください。
あ・・・ バラとぶどう、友達通し、助け合っているんだな。 って。***